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「おはよ~‥‥。あれ?またかい?」
「あ~、若‥おはようございまぁす」
僕の最近の日課。
朝食のデリバリー。
三階の天使宅に向かう途中、開けっ放しのバックヤード。
簡易ベッドで見慣れた光景。
溜め息を付きながら入口に片手を添えて、その人に話し掛けた。
「健太?君はいつ帰ってるんだい?」
「一応、1日に一回は帰ってますよ。
‥‥つかぁ~、懲りないっすねぇ?」
頭を掻きベットから身体を起こしながら、僕を面倒くさそうに視線を向けた。
「なんで?」
「あの二人を邪魔して何が面白いんだか‥‥」
「‥‥‥‥邪魔してるつもり
ナイけど?」
「‥‥‥‥‥‥」
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