ALL Member

2/36
前へ
/36ページ
次へ
「今夜は天の川、綺麗に観れるみたいだよ♪」 「いや~ん♪天の川デート♪」 喫茶スペースで談笑する祥子と梓。 「梓ちゃん達、どっか行くの?」 「うん!祥子さんは?」 「えへへ。弟連れて、近くの河原に三人で行くの」 「ヤダー♪子供と一緒なんて‥‥ なんか新婚さんみたぁ~い♪」 「拓真君にスッゴく懐いててね? 本当に優しいの」 「あ~、ノロケ~! ご馳走様~ ‥‥あっ!真琴君!」 話が盛り上がる中、丁度通りかかった真琴に手を振り呼び止める梓。 ニコッと笑顔で歩み寄り話し始めた。 「何々?デートの話し? ノロケって聞こえたよ?」 「そーなんだよ?祥子さんと拓真君の話し! 新婚さんみたいなんだよ~」 「もぉ、琉生君だって優しいでしょ?」 「へへ~。琉生はアズにメロメロメロンだもーん♪」 デレッとした顔でノロケる梓に 祥子と真琴は両手を挙げ、肩を竦めた。 「「‥‥あ~あ。御馳走様~」」 ,
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加