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「今夜は天の川、綺麗に観れるみたいだよ♪」
「いや~ん♪天の川デート♪」
喫茶スペースで談笑する祥子と梓。
「梓ちゃん達、どっか行くの?」
「うん!祥子さんは?」
「えへへ。弟連れて、近くの河原に三人で行くの」
「ヤダー♪子供と一緒なんて‥‥
なんか新婚さんみたぁ~い♪」
「拓真君にスッゴく懐いててね?
本当に優しいの」
「あ~、ノロケ~!
ご馳走様~
‥‥あっ!真琴君!」
話が盛り上がる中、丁度通りかかった真琴に手を振り呼び止める梓。
ニコッと笑顔で歩み寄り話し始めた。
「何々?デートの話し?
ノロケって聞こえたよ?」
「そーなんだよ?祥子さんと拓真君の話し!
新婚さんみたいなんだよ~」
「もぉ、琉生君だって優しいでしょ?」
「へへ~。琉生はアズにメロメロメロンだもーん♪」
デレッとした顔でノロケる梓に
祥子と真琴は両手を挙げ、肩を竦めた。
「「‥‥あ~あ。御馳走様~」」
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