第一章

2/5
前へ
/61ページ
次へ
普通の田舎の少年13才のヒートは、偶然にも道端で一人の少女が倒れているところに遭遇した。 ヒート 「じっちゃん!大変だ!女の子が倒れてるぞ!!」 じっちゃん 「それはすぐに手当てをしてやらねばな。」 ここはアトランティス大陸の小さな村、タンタ村から始まった。 大陸の海のは1万メートル以上の高い山々が塀となりその塀に囲まれた大陸だった。 ヒートはじっちゃんと二人で暮らしていた。 その少女は記憶喪失だった。 名前もわからない少女にヒートはアムと名付けた。 その夜、月夜に照らされたアムは突然おかしなことを口にした。 「今から三年後…。天より魔王がやってくる…。そして世界は終わる…、そしするにはここに勇者を集めよ…」 と、口にした。 じっちゃん 「ヒートよ…。何だか悪い胸騒ぎがするわい…」 ~ それから三年後 ~ アム 「ヒート!!、ちゃんとじっちゃんに行ってきますしたの!?」 ヒート 「あっ!いけね!」 じっちゃんは一年前に亡くなり、16才のヒートとアムは二人で暮らしていた。 そして謎の少女アムは今だ記憶が戻っていなかった。 ヒート 「じっちゃん、今日も修業に行ってくるよ!」 ヒートは裏山へ向かって走り出した。 岩場をピョンピョン飛び越え、木から木へと飛び移り北の洞窟までやってきた。 奥へ奥へ進むとそこには溶岩の川があり、一本の剣が溶岩の熱にも溶け時と突き刺さっていた。 ヒート 「じっちゃんに教えてもらったこの聖剣…。古より伝わる伝説の聖剣を俺に抜けるのか。」 「うりゃああああ!!」 ヒートは力いっぱいに聖剣を抜こうとした。 ヒート 「ダメだぁ~。こいつほんとに抜けるのか??ま、もっと修業しょう~」 ~じっちゃん~ 「よいかヒート!このアトランティスは広い…。もしアムの言うことが本当であればお前は勇者を集めねばならん。お前はあの聖剣をもって旅にでて勇者を集めよ…。あの聖剣を持つものに必ず勇気ある者たちが集まる。そう言う伝説の聖剣じゃ…。このアトランティスには騎士や忍者とか言う強者がおる。必ずや仲間にするのじゃ…。」 ヒート 「騎士とか忍者って本当に強いのかな?ま、それより俺は早く聖剣を抜いて仲間を集めなきゃな!」
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加