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ヒートは家に帰る途中、山道で5メーターは越える熊にて食わした。
熊
「ガルル…」
ヒート
「おい、見逃してやるからどけよ!」
熊は爪を立ててヒートを襲ってきた。
(クルクルクル…)
ヒートは熊の上で回転して、熊の頭にかかと落としをあびせた。
(ビシィィィ!!)
熊はその場にバッタリと倒れた。
ヒート
「アム~!今日は熊鍋だぞ~!」
~そしてその翌朝~
アムは外が騒がしくて早くに目覚めた。
そして窓から外を眺めた。
アム
「こ…これは…」
「ヒート!」
「起きて!」
部屋に行くとすでにヒートは外を見ていた。
ヒート
「アムに出会ったあの日からほんとうにこの日が来るとは…」
その様子は晴れ渡る青空から月のような漆黒の球体がゆっくりと落ちてきた。
村人はもたろん、アトランティス大陸の全員がその様子をただただ見ていた。
ヒート
「さぁ、アム…。僕らも準備しなきゃ。」
アム
「ヒート…。なぜか震えが止まらないよ…」
そして漆黒の球体はアトランティス大陸にある古代都市アルゴスを包み込んだ。
ヒート
「アム旅に出る準備してて!、ちょっと行ってくる!」
ヒートは北の洞窟へ急いだ。
ヒート
「頼む…。俺にはこの剣がどうしても必要なんだ…。そしてこの世界を守り、アムの記憶を呼び戻してあげたいんだ!」
ヒートは力強く剣を抜いた。
ヒート
「ダメかぁ~。」
「俺はどうしても必要なんだ…。」
アム
「ヒート?ヒート!」
アムはヒートの後を着いてきていた。
アム
「これがあの聖剣…」
ヒート
「なんだ??さっきとは感じが違う…」
アム
「ヒート…、もう一度この剣をにぎって」
ヒートの手にアムがそっと手を添えた。
ヒート
「よし!抜くよ!」
(ジャキン!)
アム
「抜けた!!」
その瞬間、そこに溶岩の炎が角がはえたような大きな顔になった。
「お前がこの剣を抜いたのか?」
炎の顔が話し出した。
ヒート
「そうだ!」
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