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炎の顔
「人前で話すのは4千年ぶりくらいか…」
アム
「あ…あなたは?」
アムはヒートの後ろにかくれた。
炎の顔
「この剣の番人だ…。この剣を抜いたと言うことは奴が来たってことか…。」
ヒート
「奴って?あの黒い球体の事をしってるの?」
炎の顔
「もちろんだ!、あやつは再生の神ゼット…。この世を終わらせ新たな世界を作る為に現れる?」
アム
「どうしてそんなことを?」
炎の顔
「今の種族がこの世界を滅ぼすと判断し、今の種族を全て滅ぼす。つまり今の種族…、人間だ。」
ヒート
「全ての人間滅ぼすってことか?」
炎の顔
「そうだ。そしてあらた種族を誕生させる。人間より高度な種族をな。」
アム
「どうやって、人間を滅ぼすの?」
炎の顔
「再生の神ゼットは新たな種族を産み、その種族が人間を滅ぼす。
かつてここには恐竜が支配していたが、やつらは共食いなど下等な生物だったため、ゼットは次の種族つまり人間を産み恐竜を滅ぼした。次は人間が新たな種族に滅ぼされる番だ。」
アム
「そんな…」
炎の顔
「人間も同じ種族で争いや資源を食いつくしてしまう危険な種族だ。」
ヒート
「ふせぐ方法はないのか?」
炎の顔
「無くなもにい。再生の神ゼットがこの世界の種族を人間のままで良いと判断したとき、その進行は止まるだろう。もしきさまが人間を滅ぼしたくなけらばこの剣を使って見事、再生の神ゼットを止めてみせよ。さらばだ。」
(フッ…)
炎の顔は煙となって消えた。
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