第1話

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 通学路を辿りながら断は考える、クラスでの自己紹介はどのようにしたらいいかを。 (ただ名前言って宜しくお願いしますだけじゃ味気無いよな…。せっかく自分だけの特殊能力を入学時に貰えるんだ…。なら、俺は黒原学園で生徒最強の座に着く!ぐらいのことは言いたいな)  などと色々考えてる間に目的地の黒原学園に着いていた。  この学園では上靴が必要なく土足のまま校舎にあがるようになる。  正門入って直ぐの所に居た係りの人に名前を告げ自分のクラスを教えてもらう。 (俺のクラスは1ーAか。どんな奴らが居るんだろうか、今から楽しみだぜ)  内心浮かれながら断は自分の教室へと向かう。
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