2人が本棚に入れています
本棚に追加
その女性は背は女性にしてはやや高く、160を越えている。髪は綺麗な黒色で後ろで纏めている。
目尻はつり上がっており凛とした侍のような印象を与えている。
服も黒のスーツを着て、スカートもそれに合わせてか黒いスカートを穿いている。
教卓に立ち女性は話し始める。
「私がこのクラスの担任の仁野薫だ。まずは一言、諸君入学おめでとう。私達教師は君達を歓迎する。君達はこの学園、黒原学園で各々特別な能力を貰い受け、学園同士生徒同士との…。」
仁野先生は一度言葉を区切る。
「長い話は止めよう、諸君!学年も性別も関係なく切磋琢磨しろ!以上!後は前の席から順に自己紹介を始めろ。」
そう言い放ち椅子に腰掛ける。
右端の席の生徒から順に自己紹介を始めていく。
右から2番目の1番前に座っていたダンが自己紹介を始めるまでにそう時間は掛からなかった。
席から立ち上がり断は自己紹介を始める。
「魔霧断だ、この学園に入学したからには、学園最強を目指す!以上だ」
自己紹介兼宣言を終えて席に座る。
周りからは好奇の目や嫌悪の目等を向けられ仁野先生からは何か言いたそうな目を向けられたが断はそれを意に介することは無かった。 その後も自己紹介は進めらた。
全員の自己紹介が終わると仁野先生は立ち上がり、一度時計を見て言う。
「よし、なら全員体育館へ行け、入ったら教師の指示に従って整列しろ。」
最初のコメントを投稿しよう!