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毎晩思い出すのは 近づく前の夕暮れ 遊戯に勇気を隠して 悲しいのは心ではないと 忘れ物は常にあって 何だったかも忘れた よく見えない空間に きっと置いていかれた だんだん目が慣れてきて ゆっくりと右足を踏み出す 白に隠れた灯火を頼りに 急がずに抜け出そう
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