イェンと金銭アレコレ

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イェンと金銭アレコレ

ウェイバー達の住まう大陸では、国家ごとの通貨の文化が既に廃れている。 中立国家イェンが全ての国家の通貨を金本位制によって纏め、金券というものを発行しているからである。 イェンは金融関係、銀行関係の事業を国家レベルでやっている、特殊な国。 それというのも、イェンに住まう人間の90%は魔術を使えない。 これはイェンの土地で生まれ、生活していた人間達の特色(理由はわかっていない)であるが、現在は魔術の使えない弱い立場の人間の多くが移り住んでいたりもする。 故に、彼らは魔術で他国に対抗できない為に、こうして経済力という別の力を得たというのが、国家成立の背景。 魔術文明が消えていた時期では、その経済力が天下を呼んでいたものの、魔術文明復興後はそれも不可能となった。 だからこそ常に中立を謳い、幾つもの国との同盟によって国の立場を安定させているのである。他国も、便利な存在であり、同盟だらけのイェンを簡単に侵略はできない。 ちなみに、金券の単位はイェン(笑) 一般人の月収は三万イェン~十万イェン程度。 ぶっちゃけ、作者は金融関係に疎いし、ウェイバーの過去編(需要あれば書くかも)でもやらない限り、作中には殆ど関わらない話題なので、知らなくてもよし←
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