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「さぁ、始めよう。貴女の望みを叶える時は、いつか・・・・・・。
そう、今だよ」
噂では終わらぬ"Я"は、彼らの前へと姿を現す。
「嫌、いやっ!私はこんなの、欲しくないよ!
やめて、やめてよぉぉぉ!!!」
そして堕ちてしまう、仲間の心。
「ステノ様が覚醒する事を拒むって言うなら、私が覚醒するよ・・・・・・。
うぅん、覚醒はもう、してるの。
だから見せてあげるよ、貴方が手に入れなかった力を!」
「違う!それは覚醒した力じゃない!お前が・・・・・・、ルクスがそれを自らの覚醒だとするのなら、俺はッ!」
しかし、迫る現実は悲しいモノだけでは無い。
「ようやく、ここまで来たな・・・・・・」
「これで、終わらせたいね。また皆で、笑顔になりたいもん」
そして覚醒の先にあるは、最終決戦・・・・・・!
「絶望?希望?人の心?
そんな面倒なもの、みんな必要ないんだよ。
みんな、みーんな、好きな事考えて、好きな事だけしていればいいんだから!それが本当の、"平和"って奴だから!」
「人を傷付ける事の、どこに真実がある・・・・・・!?寝言言うなぁぁぁ!!」
「だったら勝ってみて?この世界で最も闇にまみれた貴方が私に勝っても、それはそれで私の言い分が正しい事になる」
「そうさ、俺は闇だ。でも、光があるからこそ影が出来る。悪があるからこそ正義ってものがあるんだ・・・・・・!」
闇と闇のぶつかり合いの中に、正義は見出せるのだろうか・・・・・・?
ヴァンガード~心の在り方~、第一部"龍騎激突"。10月8日、公開開始!
"正義と悪"
その定義を、貴方に問う。
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