ある日…

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いじめられるようになって4ヶ月がたった。クラスのふいんきは変わらず、私の事を助けてくれようとしてくれる人すらいない。 私の名前は葉桜 空。中学に入るのはすごく楽しみだったのに、今は全然楽しくない。もう何もかも嫌になり、私は教室を飛び出し階段を登っっていった。 ーそして屋上についた。 「はぁはぁ…ここなら誰もこない」 いつも私は屋上に行き、風にあたっていた。 でもこの日は全然気分が良くならない… むしろ、"死"の事ばかり考えていた。 私は立ち上がり、ゆっくり歩いた。 「…私は生きる価値のない人」 ゆっくりゆっくり歩く 「死んだ方がいい人なのかな…?」 一歩一歩、空の足は前進していく。 「親友にも裏切られたし…」 ポタポタ―― 涙が溢れてとまらない 「うっ…えっ、うっ…ぐっ…」 涙はとまらない、むしろどんどんでてくる 「もうこのまま死んじゃっていいかな…」 ヒュウゥゥゥ 「風が強い…すごい高さだ」 ―ガタガタガタ― 「怖い…だけどもうこうするしか―」
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