8人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
いじめられるようになって4ヶ月がたった。クラスのふいんきは変わらず、私の事を助けてくれようとしてくれる人すらいない。
私の名前は葉桜 空。中学に入るのはすごく楽しみだったのに、今は全然楽しくない。もう何もかも嫌になり、私は教室を飛び出し階段を登っっていった。
ーそして屋上についた。
「はぁはぁ…ここなら誰もこない」
いつも私は屋上に行き、風にあたっていた。
でもこの日は全然気分が良くならない…
むしろ、"死"の事ばかり考えていた。
私は立ち上がり、ゆっくり歩いた。
「…私は生きる価値のない人」
ゆっくりゆっくり歩く
「死んだ方がいい人なのかな…?」
一歩一歩、空の足は前進していく。
「親友にも裏切られたし…」
ポタポタ――
涙が溢れてとまらない
「うっ…えっ、うっ…ぐっ…」
涙はとまらない、むしろどんどんでてくる
「もうこのまま死んじゃっていいかな…」
ヒュウゥゥゥ
「風が強い…すごい高さだ」
―ガタガタガタ―
「怖い…だけどもうこうするしか―」
最初のコメントを投稿しよう!