第1話

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バサッ ああ・・・いやな予感 「・・・お母さん・・・」 「なにしてるの・・・?」 「ちがうんだ美紀子さん!この子が抱いて抱いてうるさいから」 ・・・もっといい言い訳ないの? 「私の秀さんに何してるのよおぉぉぉぉぉぉ!!! こんのぉクソガキ!!!」 私がくだらない事を考えているといつの間にか私は貴方にとって・・・ クソガキにまで成り下がっていた。 誰がどう見ても私が襲われているのに・・・ 今日は、何時までたっても終わらなかった。 やっと終わったのは午前2時だった。 お母さんが疲れ果ててやっと開放された・・・最後に 「あんたなんか一生幸せになんな!あんたには不幸がお似合いだ!!クソガキ!!!」 ははっ・・・たしかにそうだ。 私は幸せになれない体質なのだろう。 今日は夜ご飯も食べてない・・・コンビ二で買うかー。 なぜ寝ないのかって? 私は全然寝れない。 何故なら、夜でもお母さんの暴力はすごいから。
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