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夜、僕は布団の上に乗り空の見える窓を見つめていた。
これはいつからだろう分からないが習慣になっていた…
『今日は綺麗な星が出てるな………』
誰も居ない部屋に寂しく僕の声だけが響く。
いや、飼っている猫がにゃあと可愛らしく返事をしてくれた。
人間の言葉が分かると言うのか……
僕は重い溜め息を吐いてから布団に潜った。
もう肌寒い時期、掛け布団を暑くない程度にかける。
そして始まる。
僕の悪夢が、
夢に入る寸前僕の傍から離れない猫"メイ"がナァと小さく鳴いた気がした…
"大丈夫、次こそは……"
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