ほっといてよ

2/17
前へ
/103ページ
次へ
佳織は飛び起きた 髪から落ちてきた汗をみつめながらつぶやいてみる 「夢……」 確認するように、言い聞かせるように 夢だった…その事実に安心しながらも溜め息をついた 力が抜けたようにベッドへたおれこむ 「また、朝がきたんだ」 ベッドから起きると 汗で肌にくっついている服を脱ぎながら身じたくをはじめた
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加