第1話

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「そーたろーーー!!」 それはめちゃくちゃ懐かしい俺のニックネーム。 そんな呼ばれ方はホントに久々で だからついこんな事考えたのかな。 ごめんな 愛梨。 俺 ちっとも大人になってなかったな。 ガキのまんまだったな。 正直その時考えたことは タイムマシンであの3人が現れたのかなとか。 そんなガキみたいな事だった。 「はっ?」 返事もこんな感じで。 「はっ?じゃないよう! あいりんだよっ! そーたろー忘れちゃったの?」 高校の帰り道で聞いたのは懐かしいあの子の声だった。
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