第一話

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「さ、参加しなくていいんですか?」 それはとっても嬉しいなって。 「残っているプログラムが新入生代表のあいさつと校長の長話などしかないので、今から慌てていくほどではないので構いませんよ。外部生関連のプログラムは全部飛ばしましたし」 沈黙。 嫌なヨカーン再び。 俺が受けた高校の外部生枠は十人。 副会長の間宮さんが言ったことから考えて、外部生が現在入学式の場所には一人もいないんだと思う。 ……。 「あ、あのマミ……間宮さん……」 何ですか、と立ち上がった俺を見下ろす副会長。 俺⇒165㎝ 副会長⇒170以上ありそう ………もう何もいうまい。 「外部生関連のプログラム、何で飛ばしたんですか?」 「あぁ、それは……」 カモン! 厨二ネタ!! 「外部生あなただけですから」
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