1 壮汰
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幸せそうな友達をうらやましく思いながら ちょっとかっこつけたような その背中を見送った。 ほうきを持って教室をうろうろしながら どうして自分は彼女とうまくいかないのか ぼーっと考えていると 女子5、6人が帰って行った。 その中には楽しげに笑う彼女もいた。 ちらりとこっちを見てきたけど つい目をそらす。 そういえば今日、一言も話してないな。
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