大掃除

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ルシェチーム、ゲンジ、ユカリ。 ユ「らーららららららーらーらー♪ らーららららららーらーらー♪」 (原作タイトル画面のアレ) ゲ「随分と楽しそうだね…」 ユ「ん?うん、おそうじたのしいよ?ゲンジはたのしくないの?」 ゲ「そりゃあ普段使う部屋や物が綺麗になるのはいいけど……出来れば面倒なことはしたくない……」 ユ「そうかな?わたしはおそうじ、めんどうだとおもわないけど…」 ゲ「…全く、君はいつでも幸せそうだね」 ユ「うん!13班に入ってから、毎日たのしいよ! ぎじどうのみんなのおてつだいしたり、ちっちゃい子たちとあそんだり、大しょくどうのおいしいごはんをたべたり…… あと、みんなでくんれんしたり…!」 ゲ「毎日が楽しい……か…」 (僕もいつか、心からそう思える日が来るのだろうか……) リーダーチーム、ユキムラ、スネーク。 ユ「よいしょっ、と…。 とりあえず、ソファとテーブルの下はオッケーかな?」 ス「ああ、これでこっちはすべて完了だ」 ユ「みんな、それぞれ協力して頑張ってるね…」 ス「ああ、俺が加入したばかりの頃は、まさかこうやって大勢で部屋の掃除などすることになるとは考えてもみなかった」 ユ「このドラゴンたちとの戦いを通して、みんな互いに成長して、絆が生まれたんだな。もしドラゴンが地球に来襲しなかったら、ここの皆とも会えなかったかもしれない…」 ス「お前のその台詞を聞いたところ、どうやら人類がドラゴンに襲われてよかったと言っているように聞こえるな?」 ユ「えっ?!い、いや! も、もちろんそういう意味じゃないよ?!確かにドラゴンの襲来のせいで数えきれないほどの人たちが死んでいったし、許せないことだけど…」 ス「ははは、冗談だ。それぐらい俺だってわかる。確かに俺たちは、本来出会うことはないはずだった。だが、俺はここの奴らに会えたことを嬉しく思っている。 まあ、ドラゴンたちに礼をするわけではないがな。 いや、ある意味、礼をしなくてはならないか」 ユ「ああ、だから僕たちは絶対に倒さなきゃいけない。この議事堂のみんなや他の生存者たちを、この世界を、そして、ここで手に入れた僕らの大切な絆を守るために…… 真竜・フォーマルハウトを……!」 ス「その時が来たら、ここの安全は任せてくれ。何があっても、俺達がお前たちの留守中を守る、 だから思い切りやってこい!」 ユ「ああ、ありがとう…!」
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