天宮 楓

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 私、天宮 楓は朝起きたら、肌に直接触れる温かい肌の感触で驚きつつも、思考を遡って考えてみるのです  昨夜日課のジョギングをしてから今朝にかけての記憶がなくて何も覚えてないだけでした  こんな事は、ドラマや小説の中だけの出来事だと思ってたのに、実際自分で体験してみるなんて夢にも思ってなかったです  相手は誰かなと思って、まだ眠っている男の人の寝顔を覗いてみます  中性的な整った顔立ちですね…見覚えないです  なんか涎が出ていて色々残念なことになっていますし少し笑えますね  引き締まった体つきとか顔に似合わず凄い筋肉質で思わず触ってなぞってしまいます
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