第1話
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紫Side わけがわからない。 自分は鈴乃紫。 ここは新選組。 じゃあ目の前にいるお爺さんは? ここにきた経緯もわかるしどうやって生きてきたかも分かる。 ただわからないのは、家族のこと。 もう、思い出そうとすることもなくなってきた。 とりあえず。 「お願いします」 極上の笑顔で言ってやろう。
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