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僕は、全く気づかなかった。
僕よりそんな年は離れていない、同じくらいの身長。
白のワンピース、金髪のロングヘアー。
もしかしたら、幽霊だと思ってしまい突然の恐怖に潰されそうになった。
「ねーえ、ルーカーくん。
あーそびーましょ。フフフ...」
名前を呼ばれた瞬間、体が地面に叩きつけられた。
突如、全身に巡る衝撃と激痛に僕はもがいた。
「ガッ!?はぁッ...ウァアッ...!」
痛みで何も考えられない。
少女は、苦しむ僕を楽しそうに見つめる。
急に気持ちが悪くなると、僕は嘔吐し、そのまま意識を失った。
「ルカくんよわーい......面白い子だと思ったのに。
つまんないのー。」
少女は飽きれ、気絶したルカの右手を取ると、手首に噛み付き、
骨が砕け、真っ赤な血や黒い血が溢れ出る。
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