第1話

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私は、思い切って桐島くんに声を掛けてみた。 「あの…、桐島くん…」 「何?」 「えっと…、その…私に…勉強教えてくれませんか…?」 「勉強?」 「はい…。私…先月の中間で…過去最悪の点数をとってしまったので…、教えてもらえないかなぁと思って…」 「いいけど…、いつ?」 やったぁ!! 断られなかったぁ!! 「桐島くんの都合のいい日で…」 「んじゃあ、今日ね。」
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