鼓動

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「...オン」 「モナ・ネリオン。」 声の主の方を見ると見たことない人がいた。人間だろうか?何かオーラがある。 「私はスモーク。炎の使者だ。」 !?何を言っているのこの人は。 「お前が見ている【あの夢】私が見させた。」 「え?いろいろありすぎて把握できないんだが...まず貴方は何者?」 「炎の使者だ。私は政府によって作られた細胞。10年間で私は意志と姿、言葉を覚えた。」 細胞?政府?どういうことなの? 「私はモナ・ネリオンと一体化されている。お前には宿命がある」 目の前にいたスモークと名の男は私の中に入っていった。 目を覚ますとお母さんとトーマスがいた。さっきのは夢? 「よかった。目を覚ましたのね。」 お母さんは涙を流した。3日間眠っていたという。 「今日目覚めてくれてよかった。...明日から訓練学校行くんだ。」 トーマスは切ない表情で話した。 「いきなりすぎるよ....」 トーマスはポンっと私の頭を叩き笑顔で私の家を出た。
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