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シューガタン。
バスのドアが開いた。
荷物を持っている1人の男の子がいた。その子と目が合った時何か不思議な感じがした。前にも会ったような...
「アリサ!この人たちはさっき知り合ったモナ・ネリオンとトーマス・ブルーリーだよ!」
マリーは嬉しそうな顔で私達を紹介した。
「へー。よろしく。俺はアリサ・トライア。ブロット街出身だ」
ブロット街って南洋人がよく攻めてくるところだ。
「よろしくな!男同士仲良くしような!」
トーマスは同じ年の男子がいて嬉しいんだな。私たちが住んでいるトロッコ町は子供が少なくて特に男の子があまりいない。
アリサは笑顔で首をさすった。首にアザがあった。私にも以前あったところとおなじだった。 彼も実験台だったりして...
「あ、あれがこれから行く訓練学校じゃない?」
マリーが指しているところを見ると設備が整っていて綺麗な建物があった。
「おー!あれが学校かぁ!」
トーマスは目が輝いていた。アリサはどこか暗い顔をしていた。
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