第15話

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空はどこまでも青く、河は澄んだ流れを蕩々と湛えている。 無数の軍馬の蹄がその清流を踏みしだく。 ひしめき合っている軍馬が騒ぎ出さないように、馬廻りの足軽達が手綱に手を添え、細やかな手捌きで御している。
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