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「今日はどうしたの?」
屋上からの景色を一緒に見ながら、本当に不思議そうに聞いてくる彼女。
いざ。
言わなければと思うと、それまでの緊張が膨れ上がり、途端に喋れなくなる僕。
「あ、あの…ね、今回、来て、もらったのは…ね」
こんな自分を変えたくて、僕は決断したんだ。
自分の気持ちを、伝えたい。
目の前の彼女と、手を取りあいたい。
カラカラの口をゆっくりと動かして。
僕はずっと伝えたかった言葉を発した。
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