転生

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「そろそろ泣いてもいいかな?心ズタズタなんだけど」 さすがにやりすぎたか? 「大の大人が泣くな」 「け、欅くん........」 「キモいから」 「おぅふ...」 イケメン撃☆破 「もうやめてくれない?そんないじり方されたら僕泣いちゃうよ?」 もう泣いてる人間が何を言うwww 「それで俺はほんとに死んだのか?」 仕方ないから話を聞いてやろう。 「あぁ、やっと聞いてくれるのね。 そう、君は死んだ...死因はわかるかな?」 死因もなにも学校の屋上からの落下死じゃないのか? 「表向きはそうなってるんだけど... 実は...僕の手違いで君は死んじゃったんだよ」 手違い?ミステイク?サーチできなくなるっていうアレ? 「そっちじゃない。君のメインは潰しに来てないから。 僕が誤って君を殺しちゃったんだよ」 ナ、ナンダッテー 「そうか...」 「あれ?怒らないの?てっきりまた殴られるかと思ったのに...」 俺はガキ大将か何かかwww 「ミスしない存在なんかいないだろ。俺ら人間なんかミスばっかしてるのに神のミスを責めるのはおかしいだろ」 「君は変わった人間だね。」 ほっとけ。 「よし、君のことを気に入った。お詫びも兼ねて異世界に転生してみないかい?」 転生? 「もちろんそのままの状態で行ったら秒で死ぬから能力はアップさせるよ。僕と同じ...使い方次第では僕以上のスペックになるかな」 「いいのか?そんな大それた力を見ず知らずの人間なんかに渡して。俺が悪用しないとも限らないぞ?」 「大丈夫、君のことを信用してるしね。それに悪用する人はそんなこと言わないでしょ」 さいですか。
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