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「よし、ここいらで力を試すか」
創造の力を想像する。
「神話体現【アムニス】」
俺の手にはとても形がシンプルで装飾の少ない弓が握られていた。
「矢は...もしかして魔力で生成するからないのかな?さて、少しだけ試し撃ち。」
このアムニスの意味は放たれた時の矢はただひたすら前に進む。
「魔矢生成...属性指定【無】」
アムニスを構え弓を放つモーションに入る。魔力を高め矢を生成する。
すると手に矢が生成され光を放つ...
光は次第に大きくなり周囲を明るく照らす。
「シュート!!」
矢を放つと目の前にある木や岩を全て貫き突き進む
「ロスト」
俺がそう唱えると矢は消滅した...はずだwww
「これ、やばいな。威力がおかしい。なんか地面抉れてるし。つか、これしてる間なんか人格変わった気がするのは気のせいでありたい」
力も試せたことだし、そろそろ出発しよう
少し場所が変わっていま目の前にひとりの女性が立っている。
俺?ダンボールに隠れて観戦してるよ?
伝説の傭兵が使ってたダンボールだぞ?見つかるわけがない
バサッバサッ
「来た...!!」
いきなり女性が叫んだと思うと
空から翡翠の鱗に包まれたドラゴンが降りてきた
「今日こそ戦ってもらうぞ、風天龍!!」
と、ドラゴンに話しかける女性。
「また君ですか...」
ドラゴンは優しそうな声で話しかけてる。
その口ぶりから察するに何度も来たことがあるということだろう。
「当たり前よ、今日こそ戦ってもらうわよ!」
「どうして私に拘るんですか?」
ドラゴンが女性に尋ねる。
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