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「そんなの強い相手と戦いたいからに決まってるじゃない!」
「それなら、私じゃなくてもいいじゃないですか。ほかの人間と戦ってれば...」
ドラゴンは心底呆れたように言ってる。
まぁ、ご尤もで。
ここで補足
ドラゴンは魔物ではなく種族である。
この世界の生き物を二つに分けると
人間と魔物。これが大まかな分け方である。
しかし、生き物はこれだけではない。エルフや妖精、今目の前にいるドラゴン。
ドラゴンは知能が高く人語を理解できるし話すこともできる。
ドラゴンはその地を守る守護者的な立ち位置にいるのもいる。
それは守護竜と呼ばれる者たちで人たちから奉られている。
さらに詳しいことは違う時に説明しよう。
これ全部神の知識
「もう私とまともに戦えるのは同じ帝かあなたのようなドラゴンしかいないのよ。帝同士で戦うことは禁止されてるし。それにあなたはずっとここにいるでしょ?」
あの人、帝なんだ。てか、帝以外話にならないってどんだけだよ。
そんな化け物じみた人がいるのか?
あ、ここにいたわww一人www
「本当に相手になる人間がいないんですか?」
「えぇ。」
「そしたら、そこに隠れている人間はどうなんですか?」
あれ?バレた?完璧に姿隠してると思ったんだけどな
「?誰もいないじゃない」
「隠れてないで出てきてください」
はぁ、仕方ないな
「これでいいか?」
ダンボールから姿を現した俺に女性は驚いている
「あの人がどうしたの?」
あ、俺のこと無視してくれるんだ。らっきー
「あなたより、というより私より強いですよ。その人」
ドラゴンさんなんてこと言ってくれてるの?
「そんことねぇからっとぉ!?」
炎の初級魔法が飛んできた
「そこそこ実力はあるようね。これならどう?」
こんどは視界いっぱいに炎の初級魔法が飛んできた。
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