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「俺も来てほしいな」
一般庶民の俺の家に来て秋が楽しめるか分からないが、来たいというなら俺は拒否しない。
歓迎する。
「本当か!?」
不安を見せていた秋の顔がパァっと一気に晴れた。
「リュウ!」
俺の名前を呼び、秋はまた抱き着いて来る。
周りの目が無いからか、教室で抱き着いた時より積極的だ。
「大好き!」
目を合わせてそんなことを言われ、思わず秋から目を逸らしてしまった。
くっ、顔が熱い…。
教室でもそうだったが、秋は嬉しいことがあると抱き着きたくなるのだろうか。
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