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ソウは清光の手入れをしていた。
本来ならば一生手にする機会など無い、刀、という代物。
しかし…今となっては、最早ソウに無くてはならない物になっている。
土方は不思議で仕方ない。
如何して…ソウは自分と?
「土方さん、今日は遅かったですね。お陰で、昼間手入れしたのにまたいじり倒してしまいました。これが女子を虜にする土方さんの戦法ですか?」
ソウは何時だってこうだ。
人をからかって、不安にさせる。
「お前ぇは本当に…人の心をかき乱す奴だな。」
「それって最高の褒め言葉ですよ!」
あはは、と言ってソウは笑った。
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