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自分のする事に十割の自信を持ちたいのは山々だし、そうじゃないにしても…迷いがあってはならない、と立場上思う。
山南に相談し、役付きに指示を出し…此れで良い、とも思う。
だがしかし…
ソウの事に関してだけは、未だ自信が持てない。
(……果たして此れで良いのだろうか?)
自分がしている事は、ソウを京に留まらせるだけの言い訳みたいなものではないだろうか?
差し込んだ指が動く度、ソウの躯が跳ねる。
深い、底の見えない穴から粘性の水が湧き出てくる。
「はぁ…っん。」
ソウが愛おしくて仕方ない。
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