14人が本棚に入れています
本棚に追加
おじさんとおばさんが来て一週間たったある日の夜、ぼくはいけないものを目にした。
僕はなぜか弟と一緒に寝かせてもらえなかった。
夜、11時ぐらいに目が覚めて電気のついているリビングに向かった。
隠れながら見てると弟とおじさんとおばさんがいた。
なんでこんな遅くまでー?そう思いながらもずっと見ているとおじさんが弟の頭を叩いた。
叩いて叩いて叩きまくった。そして殴った。その音は廊下まで響いた。
その後も蹴って蹴って蹴りまくって。死ぬくらいやっていた。
弟は泣いている。けどその泣き声は響かなかった。
弟の口にはガムテープが張られていて手はロープで縛られていた。
なにも反抗できない状態だった。
苦しくて辛くて憎くて。
ぼくはある決心をした。
運命を変える行動をおこしたんだ。
最初のコメントを投稿しよう!