第一話

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なんか… 「思ったより、地味な属性だな」 「いや、よく見ろ蒼空。多分この補正、ステータスの10%がついてるんだ」 「つまり……どういうことだってばよ?」 「今はステータスが低いから補正はこんなもんだけど、レベルが上がって、ステータスが増えたら…」 それって… 「どうなの?」 「例えば、体力が100付いたら10の補正が、1000付いたら100の補正が付くってことだ」 よく分からん 「そこまでレベル上がったら、そんなに変わんないじゃね?」 「考えてもみろ、このゲームには属性levelがあるんだ。レベルが上がれば補正も上がる可能性も十分ある」 「ッ」 俺はそれを聞いて絶句する 補正が20%にも、30%にもなる可能性があるってことか…? 「つまり、俺ぁ最強ってことだろ?ガッハッハ」 「あながち最強ってのも嘘じゃなくなるかもな…」 「と、とりあえず次は僕のを見よう」 海音はモバイルの画面を開いた
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