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……
うまくゲームに入れたようだ
周りには豊かな自然と青い空、流れる雲が見えた
「それにしてもきれいだな。本物にしか見えないや」
『ようこそ。魔法の世界へ』
どこからか声がする
『プレイヤーを作成します。』
『名前をつけてください』
こういうのは本名で大丈夫なんだろうか…
でも、まあ良いか
「藤代蒼空で」
『藤代蒼空様……登録しました。容姿はあなたに沿ったものを作ります。ご了承下さい』
「分かった」
『それでは、ゲームの説明をさせていただきます』
……………
………
…
『これでゲームの説明は終了です。最後に属性の抽選と職業設定を行います』
「属性の抽選?」
なんだそれ。全然聞いたことない。他のゲームにはないシステムだな…
面白そう
『はい。こちらのチケットを破っていただくと、あなたの属性が決定されます』
『ちなみに、火・水・土・風の四属性は90%、光・闇の特殊属性は7%、その他の希少属性は3%の確率です』
「やっぱ希少属性の方が強いの?」
だとしたら、最初の時点で差がついちゃうな
『いえ、属性によって相性はありますが優劣はありません』
少し安心
「そっか、ありがとう」
『いえ』
優劣は無いならどんな属性でも文句は言わない
よし、いくか
俺は少し息を吸い込み、一気に破いた
ビリッ
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