第一話

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…… うまくゲームに入れたようだ 周りには豊かな自然と青い空、流れる雲が見えた 「それにしてもきれいだな。本物にしか見えないや」 『ようこそ。魔法の世界へ』 どこからか声がする 『プレイヤーを作成します。』 『名前をつけてください』 こういうのは本名で大丈夫なんだろうか… でも、まあ良いか 「藤代蒼空で」 『藤代蒼空様……登録しました。容姿はあなたに沿ったものを作ります。ご了承下さい』 「分かった」 『それでは、ゲームの説明をさせていただきます』 …………… ……… … 『これでゲームの説明は終了です。最後に属性の抽選と職業設定を行います』 「属性の抽選?」 なんだそれ。全然聞いたことない。他のゲームにはないシステムだな… 面白そう 『はい。こちらのチケットを破っていただくと、あなたの属性が決定されます』 『ちなみに、火・水・土・風の四属性は90%、光・闇の特殊属性は7%、その他の希少属性は3%の確率です』 「やっぱ希少属性の方が強いの?」 だとしたら、最初の時点で差がついちゃうな 『いえ、属性によって相性はありますが優劣はありません』 少し安心 「そっか、ありがとう」 『いえ』 優劣は無いならどんな属性でも文句は言わない よし、いくか 俺は少し息を吸い込み、一気に破いた ビリッ
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