第1章の続き

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 何故か離れられない運命のようなものを感じている。  蓮は浮気をしても、わたしの元へ必ず戻って来た。  このまま、きっといつか結婚するだろう。  わたしはそう漠然と感じているし、蓮もそう思っているに違いない。  蓮がベルトを外した。  「ちょっと!ここでする気?」  「いいだろ。たまにはこうして見ながらってのも興奮するぜ」  蓮が鏡越しに言った。  止めて、と言いかけた時、蓮が押し入ってきた。  快感が、抵抗する気持ちを消し去った。  首をよじって唇を求めたが蓮は応じず、目をつむり激しく腰を打ち付けるだけだった。  「もう少し……優しく……してよ……」  生理が遅れていた。  その可能性があるのだが、蓮はまだ知らない。
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