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それは遥か先の人類が滅亡してないのにも関わらず滅びた未来。
に、いたはずの一人の青年が井歌詩高の屋上にいた。
「あれ~?
おかしいなぁ、いつかちゃんと楽しく理不尽かくれんぼしてた筈だけど。
カブトムシにチョップしたのがいけなかったかな?」
と、屋上には青年しかいないはずなのだが、
青年はオーバーに手を動かしながら誰かに語るように喋り続けていた。
「まず状況を整理すると、
1、僕は何故か知らないけど建物の屋上にいる。
2、見た限り何処かの都市らしい。
だって周りに建物とか家がいっぱいあるからね。
3、いつかちゃんがいないっと…
わあ、どうしよう。
訳がわからない!!」
新しいゲームを買った子供のそれと同じように
青年は楽しそうであった。
そんな黒い皮のジャケットを着た青年が夜中に学校に急に現れた。
「おいおいおい…まじか。
これは漫画のネタに出来そうだ。」
幸か不幸か、その場に一人のパーカーを着た女学生が鉢合わせた。
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