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第一章
一話「新たな仲間と幕開け」
ある都会の高校・白浦高等学校で入学式が開かれた。
「え~只今より平成二十六年度、白浦高等学校入学式を始めます。」
「起立・・・一同、礼!・・・着座。」
早々と入学式は終わり、新入生は続々と教室に案内されていった。
(ふぅ、これでようやく高校生かぁ~!)
白浦高校新入生、朝木リュウは校門の方を眺めながら思った。
「えーじゃ皆自己紹介、一人一人やってくか!」
あははとバカ笑いしながら、話を進めている担任を見て、
何だか気持ちが安らいだ。
「えーとS南中から来た、朝木リュウです!趣味はギ、ギターを弾くこと
です!よ、よろしくお願いします!!」
(あ~めっちゃ緊張した~!顔、赤くなってないよな?)
隣の女子の番が来た。
「A中から来た、遠藤カナです!趣味は洋服のデザインです!よろしくお
願いします!」
凄くドキドキした。一目惚れをしてしまった。
顔に見とれてると、リュウを向いてニコッとした。
(やべーこっち向いてニコって・・・可愛いな~)
そしてスムーズに進んでいった。
「僕はS南中から来た、日向ケイです。趣味はベースを弾くことです。よ
ろしくお願いします!」
しっかり者のケイは、リュウと凄く仲の良い親友である。
いつも相談し合ったり、遊んだりしている仲である。
「ちなみにそこにいる、朝木君は僕の大親友です。」
(おいおい、そこまで言うんかーい!)
リュウは苦笑いしながらそっぽを向いた。
教室中が笑いに包まれながらも自己紹介は続いた。
「S北中から来ました、三嶋リオです。よろしくお願いします。」
ケイの後ろの席のリオは、自己中なところもあるがとても明るく優しい性
格をしている。
そして残りの人たちが終わり、担任が話し始めた。
「まぁともかくこの高校生活楽しめよ?恋だったり、勉強や部活、沢山
楽しめよ?先生は期待してるぞ?わっはっはっはっは!」
担任の大きな笑い声とともにこのクラスでの生活が始まった。
(よっしゃ、沢山思い出を頭に叩き込んでやる!!)
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ども、流汰です!
それとこのノベルは長編にはならないかも
ですが、
リュウの高校生活をご堪能くださ~い!
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