時の番人

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ギガガガガガ.....」 探し物はすぐに見つかった。 下半身は魚のよう。 まるで人魚のようだった。 きっと水の中だったら自由に動いていたと思わせる。 そんな感想を抱いている剣介の横でピピーッと機械音が響く。 見ると矢会が手のひらサイズの何かを操作していた。 剣介の視線に気づいた矢会は顔をあげニヤリと笑いその何かを見せつけるように振る。 「なんか、試供品。使ってみようと思って。」 「俺のとこにはなかった.....」 「アハハ!まァ実力の差だとま思えばいんじゃなーい??」 と、わざとらしくバカにするような笑いをあげる矢会と白桜に剣介は殺意を覚えたのはとりあえずおいておくことにしよう。 「あんたみたいに馬鹿みたいに突っ込んでいったら命が足りないわ!」 「馬鹿で悪かったな!」 また言い争い始めそうな雰囲気のところへ黒桜が慌てて口を挟む。 「それで相手はどうだったの??」 矢会はすぐにまた真剣な表情になって軽くうなずく。 「どうやら少し離れたところにいた池の神みたい。」 いち池の神がここまで自我を失うとは.....と矢会は顔を歪ませた。 「なら、話ははえー」 剣介はすっと剣を抜く。 剣を水平に掲げ念を込めていく
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