第2話

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勘違いして、暴走した自分が馬鹿みだいだ… 急に力が抜けた (あ…馬鹿過ぎる。) 「恭ちゃん、もし…恭ちゃんに隠し事してたら、嫌いになる?」 思わず口から言葉が零れた 「え?隠し事?うーん?隠し事されたら、嫌いになるっていうより…心配かな?隠し事をしなきゃいけない事情を考えると…心配。」 じっと目を見つめられ、心を見透かされているようで… 思わず下を向いた 「私は、どんなことも受け止める用意してるつもり…だから、隠し事せずに打ち明けて欲しいかな…」 落ち着いた口調で、僕が欲しかった言葉をくれる 打ち明けてしまおうかっと思ったが、僕には勇気がなかった 多分、自分が傷つくのが怖かった (情けない…) 悔しくて俯いていると、涙が零れた 「ゆ、きちゃん?」 恭ちゃんの声に、心が震える (もう、ダメだ…これ以上、自分を殺すなんてできない…もう、楽になりたい…) 「恭ちゃん…ごめん…ごめん…もう…これ以上無理だ…」 声の震えが止まらない (女々しいかな?) 「恭ちゃんが、許してくれるなら…本当の姿を知ってほしい。偽りの姿じゃなくて…」 顔を上げると、恭ちゃんは意味が解らないという顔で僕を見つめている もう、行けるとこまで突っ走るしかない 例え、その先に道はなくとも
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