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「こっちこいよ?」
(寝起きの声がこんなにキュンとくるなんて発見)
なんて馬鹿なことを考えながらも
亮の一言に一瞬おじけづぐが、
ポスッ……っと胸の中に収まる
(━━━━……きもちいい………)
何度も思うけど
亮の体温ってあったかくて心地いい…………
亮が優しく憂を抱きしめると、おでこに軽く唇をあてる
改めて実感すると、耳まで熱がまわるのがわかる
今までは、未来が怖くて
亮の胸に飛び込む事ができなかった
亮を失うかもしれない
自分はいなくなるかもしれない
そんな不安はもうない
自分の想うままに、亮のそばにいれる幸せが
何よりも嬉しい
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