STORY 1

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パタパタ,,, 渉『あ、それと帰ってきたら必ず、冷蔵庫に貼ってあるこの名前が書いてある札を青になるようにひっくり返しといて?それが、家にいるって合図だから!OK?』 依咲『OKっ♪』 渉『あとは、この冷蔵庫とキッチンは共用のだから、私物置いとくときは必ず名前書いておいて。特に、冷蔵庫の中の食品は、気をつけて?名前がないのは、皆さんどーぞってなっちゃうから!』 依咲『食べられちゃうってことね!』 渉『そーゆーこと。』 依咲『あっねぇ!お風呂とかは?』 渉『風呂は、2階と一階に一個ずつあって、あとは地下にシャワールームが4台あるから、自由に使ってOK!』 汐『あの、今ここには、何名の方がいらっしゃるんですか?』 渉『俺と、ミュージシャン志望のコウと、今をときめく人気アイドルのアキラと、ふつーに会社員のレンの四人!』 依咲『うそっ!亮くん、いるのっ!?』 渉『ま、テレビとかライブで忙しいからあんま帰ってこねーし、帰って来たところで、ほとんど部屋から出てこねーけど。』 汐『女は、私たちだけ?』 渉『そ。前もいたんだけど、すぐ出てっちゃってさ。』 汐『どうして?』 渉『亮の悪態と、口の悪さが原因かな。』 依咲『うわ、幻滅。』 渉『まー芸能人なんてそんなもんなんじゃねーの。』 →
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