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「ねぇ…晶……?」
憂は亮の言葉が気になっていたのをこのスキにきいてしまおうと
「亮が…当分会えないって……」
少し目をふせながら
小さな声で話した
「…あら、そうなの?」
晶は軽く答えると
「……晶、知らない?」
「さあ?最近話してないし……聞いておこっか?」
━━━…晶…
知らないんだ………
「…ううん…私が聞いたっていうのは秘密にしておいて」
やっぱり何だかふにおちない
「そう?」
不思議そうに首を傾げる晶に
「いいのっ!あたし今日用があるからもう帰るね。
お友達が出来たんだっ」
憂は明るく笑顔でそう言うと
「あらぁ…よかったわね!今度紹介してよ。あたしはこれからまた会社に戻るから…
今度ゆっくりね」
「うん」
憂はそういって晶に手を振ると
携帯を取り出した
先ほど亜矢とメアド交換をしたのだ
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