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着替えを済ませて、廊下に出ると
突き当たりの向こうにテラスが見えた
「憂~早く~こっち!」
向こうから蓮沼の声が響く
開いていた扉をくぐり抜けると、そこには広いウッドデッキがあり、
中央に真っ白なテーブルの下で蓮沼が笑顔で座っていた
「あ、すいません…」
申し訳なさそうに憂は腰かけると、目の前のティーセットに目を輝かせた
「素敵……」
「あら、ありがとう」
蓮沼はにっこり微笑むと
「憂って透ちゃんと付き合ってるの?」
「…………はぁぁっ!!?」
いきなりの蓮沼の質問に思わず手に持っていたティーカップを落としそうになった
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