初ランウェイ

12/14
前へ
/39ページ
次へ
ブルル…… その時 タイミング良く携帯が震えた 憂はここぞとばかりに勢いよく携帯をとりあげると また確認もせずに電話に出た 学習能力ゼロだ 「もしもしっ?」 「あ、憂?」 声は亮だった 「亮っ!?」 「見たぜ、スゲーいい女だったよ?お前」 「そっ…そうっ?」 チラッと亜矢の方をみると、ニヤニヤとこちらを見ていた 「でさ、悪いんだけど……俺これからちょっと家かえんなきゃ駄目でさ、……」 「━━……え…?」 「祝いはまた改めてでいいか?お前レセプション出れないのにごめんな?」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

503人が本棚に入れています
本棚に追加