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冷めやまぬ興奮が身体に残っている…
憂はただ、身体に刻まれた響きに陶酔していた
「ねえってば!?」
「キャッ」
突然腕を捕まれ、振り向くと二人の若い男性がこちらをニヤニヤと見て立っていた
「なっ…なんですか?」
突然のことに声が少し震えた
「ねぇ?さっきから声かけてんのに無視はないんじゃね?」
少しガタイのいい日焼けした男が、少しいらつきながら絡んで来た
「き…聞こえなくて…」
その男の態度に脅えるように返した
「やめとけよ~びびってんじゃん(笑)」
憂の震える姿を面白そうに、もう一人の男が笑いながら言った
━━━……やだ…怖い…
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