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亮は晴香との待ち合わせの場所になにくわぬ顔で現れると 予約を入れてあった店に向かった 「今日は何されてたんですか?」 晴香は笑顔で亮を見上げた 「あ、ちょっと知り合いのショウに………」 晴香の問いかけに心臓が縮まった 「まぁ…もしかして、雑誌のIFHERのですか? 私も今日行ってたんです」 (えええ゙!?) 「あっ。そうなんだ? 会わなかったね………」 びっくりしすぎて思わず顔に出そうになったが、なんとか堪えた 「はい…でも、あんまりああいうのが得意ではなくて…途中で出てしまいましたけど… 亮さんも、ああいうのはあまりお好きじゃないですよね?」 晴香のあまりの満面の笑みに、一瞬寒気がした 「あ…ああ。」 なんだコイツ………超ストライクな話してくるじゃねぇか……あぶねぇ…… .
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