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エレベーターのドアが開いた途端に、憂は勢い良く走り出すと 自動ドアが開いた隙間を待てずにエントランスへと出た 頬に冷たい風が当たって、一瞬身震いをした 閑散とした広いエントランスを見渡し、 人影を探すも、 静まりかえった月明かりの中に人影はない…… ━━━━……やっぱり… .
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