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「何言ってるの!? 早く………家に帰らなきゃ……!!」 憂は亮の言葉を打ち消す様にそう言った 「━━━━……い… 家には…………帰らない……」 震える様な声で亮が呟いた 「………!?何言って………!!」 ふと亮の額に手を当てると、冷えきった身体とは相対して 熱く熱っていた 「亮………!!熱が……!!」 「いいから………」 「!?」 .
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