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━━━━…そんな事
一回も思った事ない………のに
思わずそのまま駅の方へと戻りそうになった
その時
「憂?」
誰かに腕を強く捕まれた
振り返るとそこには晶が立っていた
「具合悪いの!?顔真っ青だけど!!??」
心配して晶が憂の顔を覗きこんだ
「だ……大丈夫だか………らっ………」
晶の一言で胸につかえていたものが一気に溢れでそうになり、堪えたが
瞳にはいっぱいの涙がたまっていた
「ちょっ……!?憂!?」
「ごめっ…………」
━━━━━……ごめんなさい………
アタシ…………
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